プログラボで使っているロボット教材は、国際ロボットコンテスト『WRO』でも同様のものが使われています。プログラボで学んだことは、WROの大会で活用できます。
■国際ロボットコンテスト『WRO(World Robot Olympiad)』とは
World Robot Olympiad(以下、WRO)は、若者を対象とした国際的なロボットコンテスト大会です。2004年にシンガポールでスタートしました。2019年の情報では65カ国以上の国から、22000チーム以上が参加しているとのことです。
種目としては、「レギュラーカテゴリー(エキスパート競技、ミドル競技、ベーシック競技)」「オープンカテゴリー」「アドバンスド・ロボティクス・チャレンジ」「フットボール」に分かれており、それぞれに規定があります。詳細なルールは公式サイトに記載があります。
なお、国内大会の優勝チームは、世界大会に出場できます(一部競技を除く)。2019年11月に開催予定のWRO国際大会は、ハンガリー北西部にあるジェールという都市でおこなわれます。ジェールは、ハンガリーの首都であるブダペストとオーストリアの首都であるウィーンのちょうど中間あたりにある都市です。
ちなみに2008年に開催されたWRO2008では、横浜にある、パシフィコ横浜が世界大会の舞台となっていました。
■プログラボの教材は、WROで利用されているレゴ社の「マインドストーム」
プログラボは、WROで使われるものと同じ教材を用いて授業をおこなっています。
WROで使われているのは、レゴ社のマインドストームというロボットです。マインドストームは教育目的で、レゴ社とマサチューセッツ工科大学が共同開発したロボットで、レゴブロックやセンサー、車輪などを組み合わせた車体を、プログラムを組んで動かすことができます。
また、プログラミングの課題も、WROに沿った内容のものも一部扱うため、WROとプログラボの授業は親和性が高いです。
■プログラボの生徒もWRO大会の予選会に積極的に参加
プログラボに参加している生徒たちも、各地で開かれているWROの予選会に参加しています。必ずしもWROに参加する必要はありませんが、一つの目標として取り組んでいる生徒は多いです。
参加者の中からは入賞者や全国大会出場者も出ており、プログラボで学んだことがしっかり活かされているようです。
大会の様子は、プログラボ公式サイトの「大会・イベント情報」のページにも掲載されています。
プログラボスタッフによる観戦記にご注目頂ければと思います。多くのドラマがそこにはあります。
大会・イベント情報 WRO | ProgLab<プログラボ> 子ども向けロボットプログラミング教室
大会では、2~3人(+コーチ1人)で1つのチームになって課題に取り組みます。子どもを大会に参加させた保護者の方の話を聞くと、「普段見せないような真剣な表情で取り組んでいて、成長を感じた」という声も上がっています。また、子ども達からも、悔しさを見せつつも、「次回も参加したい」といった前向きな声が聞こえました。
生徒たちがどのような教材と課題でロボットプログラミング取り組んでいるのか、まずは無料体験会に参加して、見学していただければと思います。
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