プログラミング教育

レゴプログラミングで車を動かそう!おすすめモデルや動かし方をご紹介

プログラミング教育の必修化や懸念されている今後のIT人材の不足を考えると、プログラミングスキルは、これからの時代に欠かせない重要な能力となるでしょう。(参考:プログラミング教育/IT人材育成の状況等について

とはいえ、はじめてプログラミングに触れる子どもたちがプログラミングの仕組みや原理について学ぶのは大変なことです。お子さまへのプログラミング教育をどのようにサポートすれば良いか、迷っているご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、プログラミングの基本知識が効率よく学べるレゴプログラミングの車モデルについてご紹介します。車好きのお子さまはもちろん、プログラミングが初めてでも長く意欲的に学べる商品をお探しの方はぜひご参考ください。

レゴプログラミングで車の組み立てができるモデルをご紹介

車への組み立てが可能なレゴプログラミング製品を4つご紹介します。商品は、正規販売代理店の他、ネットショップからも購入可能です。
⇒小学生向けレゴプログラミングキットの解説はこちら

商品名特徴対象年齢
レゴブースト5つのモデルに組み替えられるブロックとプログラミングを楽しみながら学習可能。7歳〜
LEGO WeDo 2.0初学者向け体験型教材で、論理的思考とチームでの協力学習が可能。7歳〜
LEGO マインドストーム EV3多様なロボットを組み立て、プログラミングで動かすことで、創造性を活かすことが可能。10歳以上~
LEGO Education SPIKE Prime遊びながら直感的なプログラミングと実践的スキルの育成が可能。10歳以上~

レゴブースト

出典:https://www.lego.com/ja-jp/product/boost-creative-toolbox-17101

LEGOBOOST(レゴブースト)は、車だけでなくロボットや子猫、ギターなど全部で5つのモデルに組み替えができる製品です。パソコンやスマホ、タブレットにロボットを制御するためのファームウェアのアプリを入れるだけで、組み立て方からプログラミングまですべて行えます。

動作は60種類以上で、走ることはもちろん、車輪の回転速度を操作し早さを調整したり、物体や荷物を持ちあげたりも可能です。難しいプログラミングコードの入力も不要で、直感的に操作できるため、はじめてのお子さまでも楽しく学習できます。

LEGO WeDo 2.0

出典:https://education.lego.com/ja-jp/products/-wedo2-0-/45300/

レゴWeDo2.0は小学生向けの学習教材で、組み立てとプログラミングを繰り返すことで、子どもたちに問題解決や論理的思考を養います。走るだけでなく、音を鳴らしたり、2秒間走ったら止まったりなどさまざまな動きが行えます。動作を繰り返すループや、特定の地点まで来たら動きを変える条件分岐などプログラミング特有の知識も学習できます。

車だけでなく、ヘリコプターや虫、カエル型など全部で40種類以上の形に変化させることができ、飽きずに長く遊べるでしょう。小学校の学習指導要領に沿った授業が行えるため、学校をはじめ、プログラミング教育現場でも活用されています。

LEGO マインドストーム EV3

出典:https://education.lego.com/ja-jp/lessons/ev3-real-world-vehicles/make-a-driverless-car/

マインドストームは、マサチューセッツ工科大学とレゴ社が共同開発して誕生した、中~高学年向けのプログラミング教材です。脳の代わりをする「インテリジェントブロック」には、ディスプレイやスピーカーの他、USBボートや入出力ポートなど多機能が備わり、各パーツと結びつけることで多彩な動作が行えます。

アイコンをドラッグ&ドロップするだけのScratch(スクラッチ)をはじめ、Python(パイソン)、C言語、Java(ジャバ)など、より実践的なプログラミング言語にも対応しています。さらに「45560 EV3拡張セット」ではギアやホイールも追加され、複雑で難易度の高い工事車両や建築車両の組み立ても可能です。

現在は、発売を終了しており、後継機として続いてご紹介する「LEGO Education SPIKE Prime」が発売されました。

LEGO Education SPIKE Prime

出典:https://education.lego.com/ja-jp/products/-spike-/45678/

最後にご紹介するLEGO Education SPIKE Primeは、対象年齢は小学校高学年からの教材ですが、カリキュラム工夫やサポート次第で保育園や幼稚園に通う幼児から中高年まで学習できるプログラミング教材です。進行方向や距離・速度を算出する6軸ジャイロセンサーを使い、障害物を避けたり、ロボットアームを使って、物の運搬をしたりもできます。

セットには、レゴでお馴染みの人形やブロック、タイヤも含め全500個以上のパーツが付属され、さまざまな形状の車やロボットが製作でき、お子さまも夢中になって遊んでくれるでしょう。
この他にもレゴ エデュケーションは、スポーツがコンセプトの実体験型プログラムを学べる「レゴ®エデュケーションBricQ モーション プライム」や、小学校低・中学年向けの「レゴ® エデュケーション SPIKE™ ベーシックセット」も展開しています。

レゴ エデュケーション SPIKEについて詳しくはこちら

レゴプログラミングの車でなにができるの?

レゴプログラミングで製作した車は、ラジコンのように直線や曲線に沿って走り、前進・後退するだけではありません。自動で障害物を避けて曲がるなどしたり、レースカーに見立て、ゴールできる早さを競ったりなどもできます。

他にも、アームを使用して誰が一番早くブロックを落とせるか計測したり、障害物を車で倒すシューティングゲームのような遊び方をしたりと、発想次第で何百通りもの使い方が可能です。また、レゴ製品はレゴブロックと互換性があるため、組み合わせ次第で、自分好みのオリジナル車を作れるのも大きな魅力でしょう。

レゴプログラミングの車をどうやって動かすの?

レゴプログラミングで製作した車は、下記3つのステップで走行できます。

  1. レゴブロックで車を組み立てる
  2. プログラミングアプリをインストールする
  3. スクラッチでプログラミングする

レゴブロックで車を組み立てる

最初に、説明書に沿って車を組み立てます。説明書はテキストだけでなく、アプリや公式サイトからもイラストや動画を見ながら作れるため、迷わずに製作できます。

また、一見プログラミングとは関係無さそうな「組み立て」は、プログラムとレゴブロックの関係を理解するためには、大変重要な作業です。たとえば、モーターの位置や車の接続箇所によって走行の仕方が違ったり、取り付けたセンサーの位置によっては、光や障害物を正しく計測できなかったりします。

失敗を繰り返し、思考錯誤して自分の手で組み立てを変えることで、プログラミングへの知識をより深めることができるでしょう。

プログラミングアプリをインストールする

次に、レゴの公式プログラミングアプリをスマートフォンやタブレットにインストールします。アプリを使用して、組み立てた車をBluetoothで接続し、プログラミングを開始できます。各商品名でネット検索すると、対象のアプリが表示されるため、難しい操作や専門的な知識は必要ありません。

ただ、アプリによってシステムの要件が異なるため、購入前には必ず事前確認が必要です。特に、古いパソコンやスマートフォンをご使用の方は、アプリがインストールできない場合や、正しく動作しない可能性があるため注意しましょう。
たとえば、ご紹介した「レゴブースト」は、iPhoneですとiOSが10.3 、アンドロイドは、OSがAndroid 5.3以上の必要があります。

スクラッチでプログラミングする

車の組み立てとアプリのインストールが完了すれば、いよいよプログラミングです。プログラミングと聞くと、難しいアルファベットやコードの羅列を想像しますが、レゴプログラミングでは、画面上でコーディングできる「Scratch(スクラッチ)」が利用できるため、タイピングが行えないお子さまでも使用可能です。
Scratchは無料で利用でき、インストールも不要ですが、レゴの車と接続するには別途設定が必要になります。

レゴブロックとScratch(スクラッチ)のくわしい接続方法はこちら

レゴプログラミングで車を動かしたいならプログラミング教室がおすすめ

レゴプログラミングは自宅で学習もできますが、プロの講師が教えるプログラミング教室に通わせるのもおすすめです。お子さまの理解度や性格に合った適切な指導をしてくれるため、自宅よりも効率的に学べるからです。

たとえば、車が思ったように動かなかった時、教室であれば解決策やヒントを与えてもらうなどフォローがあるため、お子さまも挫折しにくくなるでしょう。さらに、他の生徒と一緒に学ぶことで、コミュニケーション能力や協調性の向上も期待できます。

プログラボのレゴプログラミング教室とは?

プログラボのロボットプログラミング教室は、レゴブロックを使いながらロボットプログラミングを楽しく学べる教室です。幼い子どもにも人気の「レゴ」を使ってロボットプログラミングを体験するため、飽きにくく、通うことを継続しやすいメリットがあります。
プログラボのロボットプログラミングは、入会金&教材費が共に0円でご利用いただけます。月謝以外の費用は掛からないほか、無料体験会も実施中です。
プログラボの無料体験会では、「ロボット制作+プログラミング」「生徒と同じ実際の授業体験」をご体験いただけます。授業のご見学のみも承っておりますので、興味をお持ちいただけましたらお気軽にお問い合わせください。

レゴプログラミングの車を動かしたいならプログラボへ! 

プログラボでは、レゴロボットを活用したプログラミングレッスンを行っています。年齢や経験に合わせた、入門〜上級者向けのカリキュラムをご用意しているため、プログラミング未経験のお子さまでも安心してスタートできます。
入会金や教材費は無料で、月謝のみで学べるため、お子さまと教室の相性を確認しながら受講できます。
お子さまに創造・想像力などクリエイティブな能力を高め、かつ論理的思考や問題解決能力を伸ばしたい方は、ぜひご検討ください。
プログラボのレゴプログラミングコースはこちら

実際の教室の様子を見学されたい方向けに、ロボット製作とプログラミングができる無料体験会を実施しています。ご兄弟・姉妹やお友達とご一緒にぜひ、お気軽にご参加ください。

プログラボについて詳しくはこちら

ロボットプログラミングを体験できる東京メトロ・プログラボの教室

東京メトロが運営するプログラボは東京、千葉、神奈川にスクールを開設しており、無料体験授業を開催しています。各教室の詳細、無料体験のお申し込みは詳細をご覧ください。

レゴプログラミング教室についてのくわしい紹介はコチラ

東京都のロボットプログラミングが体験できる教室

  • 晴海校(2024年4月開校):都バス:ほっとプラザはるみ前 より徒歩3分 ※詳細
  • 目黒校:東京メトロ南北線・JR山手線・東急目黒線・目黒駅 徒歩3分 ※詳細
  • 茗荷谷校:東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅 徒歩1分 ※詳細
  • 本郷三丁目校:東京メトロ丸ノ内線 都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩1分 ※詳細
  • 月島校:東京メトロ 有楽町線 月島駅 徒歩2分 ※詳細
  • 葛西校:東京メトロ東西線 葛西駅 中央出口(高架下)徒歩2分 ※詳細
  • 曳舟校:京成曳舟駅から徒歩1分/東武スカイツリーライン曳舟駅から徒歩3分 ※詳細
  • 王子校:東京メトロ南北線 JR京浜東北線 王子駅 徒歩4分 ※詳細
  • 赤塚校:東京メトロ有楽町・副都心線 赤塚駅 徒歩2分 ※詳細
  • 綾瀬校:東京メトロ千代田線 綾瀬駅東口 徒歩2分 ※詳細
  • 東陽町校:東京メトロ東西線東陽町駅 徒歩4分 ※詳細
  • 西日暮里校:東京メトロ千代田線 都営日暮里・舎人ライナー 西日暮里駅 徒歩2分 ※詳細

千葉県のロボットプログラミングが体験できる教室

  • 津田沼校:JR総武線(東京メトロ東西線直通) 津田沼駅 徒歩3分 ※詳細

神奈川県のロボットプログラミングが体験できる教室

  • 鷺沼校:東急田園都市線 鷺沼駅 徒歩3分 ※詳細
  • 海老名校:小田急小田原線・相鉄線・JR相模線 海老名駅 徒歩1分 ※詳細

無料体験についてくわしくはこちらのページもご覧ください

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