プログラミング教育が小学校で必修化され、「レゴプログラミングロボットって何?」「どんなロボットが作れるの?」「プログラミングが初めての子どもでも問題ない?」など、プログラミング教育への関心を持つ方も多いのではないでしょうか。
レゴプログラミングロボットとはレゴ社が開発した知育玩具で、ロボットを組み立てるだけでなく、プログラミングして動かすことができます。ですが、レゴブロックのパーツやピースを組み立てるイメージを持っている方は、レゴでつくったロボットがプログラミングでどう動くのか分かりづらいかもしれません。
そこで本記事では、レゴプログラミングロボットの特長と、学ぶことでお子様が得られる教育的利点についてもご紹介いたします。
目次
レゴプログラミングロボットとは?
レゴプログラミングロボットとは、レゴ社が開発したロボットの総称です。ロボットプログラミング教室など、教育機関で教材や知育玩具として使用されています。また、DOBOT seriesのロボットアームなど、産業向けロボティクスもラインアップされています。
プログラミング教室では、Minecraft(マインクラフト・マイクラ)などゲームを教材とした授業を行うこともありますが、レゴプログラミングロボットは実機を使用するため、より実践的なプログラミングのスキルを学ぶことが可能です。
さまざまなブロックを組み合わせてロボットを作成、操作できるため、子どもたちの創造・想像力を養うSTEAM(スティーム)教育としても注目されています。
STEAM教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・アート(Art)・数学(Mathematics)の5つの領域を指し、クリエイティブな発想力と課題の発見や問題解決力を養う手段を身に付ける教育のことです。
以前は、STEM(科学・技術・工学・数学)と呼ばれていましたが、現在は芸術の「アート(Art)」が加わっています。
※レゴプログラミングについてはこちらのページで徹底解説しています。
レゴプログラミングロボットの種類
レゴプログラミングロボットは、幼児から高校生まで幅広い年齢層を対象としたさまざまな種類があります。個人の学習レベルに合わせて設計されているため、子どもたちの理解力や技術的スキルに沿った選択が可能です。レゴプログラミングには、さまざまな拡張セットも用意されているため、飽きずに取り組み続けられるのも大きなメリットです。
下記に、代表的なレゴプログラミングロボットの特徴をご紹介いたします。
ロボットの種類 (製品番号/商品コード) | 特徴 | 対象年齢 |
レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ プライムセット (45678/ナリカ E31-7800) | 遊びながら直感的なプログラミングと実践的スキルの育成が可能。 | 10歳以上~ |
レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ ベーシックセット (45345/ナリカ E31-7810) | ミニフィギュアやレゴパーツを使いテラシーや社会性を学ぶことが可能。 | 6歳以上~ |
レゴ🄬マインドストーム🄬EV3 (31313) | 多様なロボットを組み立て、プログラミングで動かすことで、創造性を活かすことが可能。 | 10歳以上~ |
デュプロ® プログラミングトレインセット (45025 V95-5429) | 幼児期の子どもでも遊びながらプログラミングの基本を学ぶことが可能。 | 2歳以上~ |
レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ プライムセット
LEGO® Educationが提供する人気プログラミングロボット教材です。カラフルなブロックパーツを使用し、楽しみながらプログラミングスキルを身に付けられます。2016年に発売され現在は廃版となった「WeDo 2.0」の後継機ですが、SPIKEとの互換性はありません。
公式の対象年齢は、10歳からですが年長などの幼児から、6~8歳の小学校低学年・高学年、中高校まで幅広く利用できます。
世界中で使用されている人気のプログラミング言語「scratch(スクラッチ)」や「python(パイソン)」を使って、初心者でも直感的に学ぶことができるのも大きな魅力です。次にご紹介する「ベーシックセット」よりも、より複雑なロボットの組み立てや高度なプログラミングが行えます。
拡張版である「LEGO エデュケーション Spike プライム拡張セット (45681)」には、車輪や歯車、カラーセンサーなど追加パーツが603個と、10時間以上のSTEAM学習コンテンツも含まれています。
⇒ レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ プライムセットの紹介記事はこちら
レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ ベーシックセット
レゴ® エデュケーション SPIKE(スパイク)™ ベーシックセットは、小学校低学年から中学年を対象としたプログラミングロボット教材です。スマートフォンやタブレット、PCのアプリを使ってプログラミングできるので、初めてのお子様でも、難しさを感じずに楽しく学ぶことができるでしょう。
馴染みのあるレゴ・レゴブロックや人形を使うため、ストーリーを楽しみながら知識を身に付けられます。
レゴ🄬マインドストーム🄬EV3
レゴ🄬マインドストーム🄬EV3は、以前の人気モデルですが現在は販売終了となっています。後継機として、最初にご紹介した「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムセット」が販売されています。
入力・出力端子の差込口が各3つずつあり、モーターやタッチセンサーを使って、初心者から経験者まで自由な創作が行えます。「Python(パイソン)」「C言語」「Java(ジャバ)」などさまざまなプログラミング言語にも対応しているため、より実践的なプログラミングを行うことができました。
レゴ🄬マインドストーム🄬EV3には、拡張セット版である「レゴ🄬マインドストーム🄬EV3 拡張セット(45560)」もあり、ロボットアームや象型など、より幅広く複雑な動作のロボットを作成することができました。
⇒ レゴ® マインドストーム🄬EV3の紹介記事はこちら
デュプロ® プログラミングトレインセット
Duplo(デュプロ)プログラミング トレインセットは、幼稚園児や保育園児等、未就学児向けの教材で、PCやタブレットを使わずに、プログラミング基礎を学べます。一時停止や進行方向の切り替え列車をコントロールしたり、警笛音を鳴らしたりなどさまざまな操作が可能です。
カラフルな列車に人形やブロックを乗せて走らせ、目的地の駅までどのようにたどり着くことができるか考える知育的要素のある教材で遊びながら、論理的思考力を養うことができます。
その他のレゴプログラミング教材・キット
- レゴエデュケーション ブリック モーション(LEGO education BricQ)
- レゴエデュケーション BricQ モーション プライム 2000470 ナリカ E31-7707-10
- レゴ クリエイティブブーストボックス(LEGO BOOST 17101)
- レゴ(LEGO) スター・ウォーズ ドロイド・コマンダー 75253
※レゴプログラミング教材についてはこちらのページもご覧ください。
レゴプログラミングロボットを学ぶステップ
レゴプログラミングロボットは、機械の構造やプログラミングの仕組みを、以下のステップで学んでいきます。
- 教材用レゴブロックでロボットを組み立てられる
- レゴロボットをプログラミングできる
- レゴロボットを動かせる
教材用レゴブロックでロボットを組み立てられる
ロボットの組み立ては説明書を見ながら、パズルやプラモデルを組み立てるように進めていきます。また、自分の好きな形にロボットを変えて楽しむことができるため、子どもたちの想像力や創造力をさらに刺激します。
レゴロボットをプログラミングできる
レゴロボットは、プログラミングソフトを使い、自分で組み立てたロボットを動かします。
プログラミングには、「Scratch(スクラッチ)」のようなビジュアル言語を使用すると、タブレットやマウスを使って直感的にプログラミングできます。
また、「Python(パイソン)」や「C言語」などのプログラミング言語をタイピングでコーディングすることもでき、年齢や経験に関係なく、段階的にプログラミング言語を学べます。
レゴロボットを動かせる
自分で組み立ててプログラミングしたロボットを実際に動かします。レゴブロックのロボットはプログラミングによってさまざまな動作を行えるので、小さなお子さんにとってごっこ遊びのように楽しめるでしょう。想定どおりにロボットが動作するか観察して、「もっとこうしたい」「こんな動きはできるかな?」と考えてるようになり、学習意欲や問題解決能力が自然と身についていきます。
レゴプログラミングロボットで学べることは?
レゴプログラミングロボットには、さまざまな課題やプロジェクトが用意されています。
動きの仮説を立て、実際の動作を見てさらに自分の思い通りの動きを実現させていくことで、子どもの創造性や問題解決力を育むことができます。
将来、プログラマーの職に付かなくても、「プログラミング的思考」を学ぶことは実生活のさまざまな場面で役立つでしょう。
レゴプログラミングロボットならプログラボへ!
プログラボでは、本記事でご紹介した「レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムセット」や「レゴ®マインドストーム®EV3」を使い学習を行っています。お子さまが持つ探究心や好奇心をさらに伸ばしてあげたい方、将来に役立つプログラミング的思考を育てたい方は、ぜひご検討ください。
国内では「ETロボコン」などさまざまなコンテストが開催されていますが、プログラボでは「プログラボカップ(PLC)」や、世界を舞台にした「WRO国際大会」などロボコンに積極的に参加しています。大会を通して実践的な技術とチームワークの経験を深めることもできます。
また、プログラボでは、タブレットやパソコン、ロボット教材も教室で貸し出ししていますので、新たに購入する必要もございません。入会金・教材費無料で、月謝のみで学べるため、お子さまに合っているか見極めながら通わせることができます。
実際にロボットプログラミングを体験できる無料体験会も実施していますので、お子様に合っているかや実際の授業を見学されたい方は、ぜひお気軽にご参加下さい。
プログラボの特長1:レゴプログラミング教材で楽しくロボプログラミングを学べる
プログラボでは、レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムセット、および教育版レゴ®マインドストーム®EV3などのレゴプログラミング教材を利用して楽しくロボットプログラミングを学べます。
プログラボの特長2:月謝のみでレゴプログラミング教材を利用できる
多くのロボットプログラミング教室では、入会金やロボット購入費など高額な教材費がかかりますが、プログラボは入会金・教材費が無料で、月謝のみでレゴプログラミングを学べます。
プログラボの特長3:長く楽しく続けられる
プログラボの教室では、先生に加え、サポータースタッフが生徒さんをサポート。生徒さんがつまづいたり困ったりしているときに、やさしくアドバイスします。
また、授業に参加できない場合は、同じ週内の他レッスンに振り替えられるので、他の習い事とのバランスをとりやすく、ムリなく続けやすいのも特長です。
レゴプログラミング教材の授業を無料で体験してみませんか?
プログラミング教育が小学校で必修化され、プログラミング教材の注目が高まってきています。
プログラミング教材には、Scratch(スクラッチ)やMinecraft(マインクラフト・マイクラ)などさまざまな種類がある中で、レゴプログラミング教材は実際のブロックを組み立て、動かすという実感が得られ、お子さんが笑顔で夢中になれるのが特長です。
プログラボでは、レゴプログラミング授業を無料で体験できます。ぜひお近くの教室で体験してみてください。
レゴプログラミングを体験できる東京メトロ・プログラボの教室
東京メトロが運営するプログラボは東京、千葉、神奈川にスクールを開設しており、無料体験授業を開催しています。各教室の詳細、無料体験のお申し込みは詳細をご覧ください。
東京都のレゴプログラミングが体験できる教室
- 晴海校(2024年4月開校):新京成線:都バス:ほっとプラザはるみ前 より徒歩3分 ※詳細
- 目黒校:東京メトロ南北線・JR山手線・東急目黒線・目黒駅 徒歩3分 ※詳細
- 茗荷谷校:東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅 徒歩1分 ※詳細
- 本郷三丁目校:東京メトロ丸ノ内線 都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩1分 ※詳細
- 月島校:東京メトロ 有楽町線 月島駅 徒歩2分 ※詳細
- 晴海校:都営大江戸線 勝どき駅 徒歩20分 ほっとプラザはるみ前(バス停) 徒歩3分 ※詳細
- 葛西校:東京メトロ東西線 葛西駅 中央出口(高架下)徒歩2分 ※詳細
- 曳舟校:京成曳舟駅から徒歩1分/東武スカイツリーライン曳舟駅から徒歩3分 ※詳細
- 王子校:東京メトロ南北線 JR京浜東北線 王子駅 徒歩4分 ※詳細
- 赤塚校:東京メトロ有楽町・副都心線 赤塚駅 徒歩2分 ※詳細
- 綾瀬校:東京メトロ千代田線 綾瀬駅東口 徒歩2分 ※詳細
- 東陽町校:東京メトロ東西線東陽町駅 徒歩4分 ※詳細
- 西日暮里校:東京メトロ千代田線 都営日暮里・舎人ライナー 西日暮里駅 徒歩2分 ※詳細
千葉県のレゴプログラミングが体験できる教室
- 津田沼校:JR総武線(東京メトロ東西線直通) 津田沼駅 徒歩3分 ※詳細