プログラボの魅力の一つは、コミュニケーション能力を高め、トライ&エラーを繰り返して前に進もうとする積極性を身に付けられるという点です。プログラミング教室と聞くと「パソコン依存症になるのでは?」と思われる保護者の方もいるかもしれません。その不安に対して、私達なりの考えをお伝えします。
■プログラミング教室で「パソコン依存」「スマホ依存」は大丈夫?
携帯電話を子どもに持たせている保護者を対象に、東京都が平成27年に実施したアンケート調査によると、「子どもにスマートフォンを持たせるに当たり不安なことはありますか。(いくつでも)」という質問に対して、「スマートフォンに依存してしまう」という回答が63.3%と最も多かったという結果もあります。
子供にスマホを持たせるに当たり保護者の6割以上が「スマホ依存」に不安を抱える!!
家庭での青少年の携帯電話等の利用等に関する調査結果|東京都
家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査
このように、「スマホ依存」を心配する保護者は多く、プログラミング教室に対しても懸念を覚える方もいらっしゃるようです。
しかし、プログラボの授業が、そういった行為を助長するようなものだとは私達は考えていません。その理由を説明します。
■プログラボの授業ではコミュニケーションとトライ&エラーを重視
プログラボでの授業の様子は、常にパソコンの前に座って黙々とやるようなものではありません。もちろんプログラミングの際にはパソコンやiPadを使用しますが、大事にしているのは単に知識やスキルを身に付けることではなく、コミュニケーションとトライ&エラーを通じて思考力を鍛えることです。
まずはコミュニケーションについて。プログラボの授業は講師の先生と生徒の間で和気あいあいと会話しながら進行します。説明の合間合間に、子ども達から質問があがったり、理解度を把握するため、先生からも質問が飛んだりします。
また、トライ&エラーも非常に重視しています。プログラボでおこなうのは「ロボット」のプログラミング。パソコン上だけで完結するわけではなく、実際にロボットを動作させ、3次元で課題を解決することを目的としてプログラムを組みます。
その際、プログラムを最後まで完成させてからテストをするというよりは、途中までできたタイミングで何度も動きを確認し、確認と修正を繰り返して自身の思う動きを実現していきます。うまく動かなくても、ロボットの動きをしっかりと確認して「あそこのプログラムが原因かな?」「ロボットの構造を変えたほうがいいかも」など子ども達なりにしっかりと仮説を立て、何度も何度もトライ&エラーを繰り返しながら少しずつ課題をクリアしようと頑張っています。
■プログラボで身に付けてほしいのはICTを主体的に活用する姿勢
プログラミング教室と聞いて、スマートフォン依存を心配される方が一定数いることは事実です。しかし、スマートフォン依存というのは、動画やゲームにはまってしまい、多くの時間を消費してしまうことだと思います。大人の方でも覚えがある人も多いでしょう。
プログラボに参加している子ども達が、コミュニケーションを活発におこない、思い思いにトライ&エラーを繰り返している様子からは、主体的にパソコンやタブレットなどの情報通信技術(ICT)を活用する姿勢が感じられます。
このような能動的な姿勢は、“依存”という言葉からはかけ離れた態度ではないでしょうか。こういった様子を私達は日々見ているため、「プログラミング教室に連れていくことで、パソコンやスマホ依存症になるのではないか」という心配は杞憂ではないかと思うのです。
実際にどのように取り組んでいるのか、参加している子ども達の様子を知りたい保護者の方は、まずは無料体験会に参加して、見学していただければと思います。
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